「子どもを守るために知っておきたいこと」

はじめに

 「各分野の専門家が伝える子どもを守るために知っておきたいこと」
というタイトルの本があります。この本は、産婦人科医、児童精神科医、小児科医、内科医、整形外科医、管理栄養士、、、など本当に子どもについて各分野の「専門家」が合同執筆している本です。いつもは情報提供が中心ですが、育児についてオススメの本を紹介しようと思います。

リテラシーって?

 帯には、「子育てにもリテラシーを!」と書いてありますが、リテラシーとは、

Literacy-
「(何らかのカタチで表現されたものを)適切に理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する」

という意味。インターネットやSNSの普及で簡単に情報を手に入れることができるようになりました。しかし、情報が多すぎてもはや海、太平洋より広い海。その中には「ニセ医学」と呼ばれる事実と異なる医療情報・知識が流れています。

 その中であなたは正しい情報を選択することができますか?

 この本の執筆している方たちはネットや書籍上でまさにリテラシーされています。ネット上にはこの方たち以外にもたくさんみなさんの育児の疑問を解決できるような情報を提供している専門家の方々がいらっしゃいます。

大きく4章に分かれ、
第1章 育児
第2章 医学
第3章 食
第4章 教育
番外編やコラムなどで情報はたくさん。

 絵もないのでやや読みにくいかもしれませんが、「根拠」をきちんとかかれています。急いで読まずにゆっくり、興味がある内容からでもよいと思います。もしわからない言葉があれば調べながら少しずつ読んでみてはいかがでしょうか。

残留農薬が気になります

 その中の、第3章「食」の中に、畝山智香子(うねやま ちかこ)さんという方が「残留農薬が気になります。」というテーマで農薬のことを書かれていますので少し紹介します。畝山さんは、残留農薬の基準値と安全性、無農薬によって天然の有害物質が混じる恐れがあるなど「農薬を使わないことにもリスク」があることが書かれていました。

 私がなぜこれを書いたかと言いますと、実は私の実家でも最近まで父が米農家をしていました。時々、親戚に手伝ってはもらっていましたが、一人でずっと作っていました。もちろん農薬は使っていましたが、それも適量です、農薬だってお金がかかるんです。半分はJ●に出荷しておりました。
 私は精米の手伝いくらいしかできず、できた新米を頂いていたのですが、

まぁ美味。

「お店で売ってある新米のシールが貼ってある米より美味しい」と友人知人より評価をいただきました。知り合いには上白米にして配ったのですが、私は玄米派なので「1分つき」くらいにして食べたんですが、

売ってある玄米より美味しい。

親父すごい(ドヤァ)ってことが言いたいんじゃないんですよ・笑
私の父は定年前は公務員していたので、土地の有効活用のために農業していただけです、ほぼ素人。それでも適切な管理と農薬を使うことで虫害もなく美味しいお米が作ることができたんです。
 ですが、農業機械のレンタルや人件費から採算が取れない、時間が縛られる、その他の理由から数年で農業から離れました、残念。
 
 無農薬となるともっと手間はかかるでしょう。

 

 あと私も庭でハーブを育ています。最初は無農薬でがんばろうと思いましたが、夏は虫にかなりやられました。あまりにも被害がひどく、その姿が可哀想に見えたので「野菜・花用の殺虫剤」をホームセンターの園芸コーナーで買いました。「使用回数は●回まで」と書いてありますのでその回数を守って使ったら虫はいなくなりました。ですが、既に葉っぱはボロボロ、、、。剪定して新しい葉は生えました。むしろ元気になりました。その後は季節も変わり虫が減ったので殺虫剤は使わなかったのですが、それでも少し虫にはやられていました。24時間観察して虫を駆除するのは無理です。そして、私は虫がついたミントの方が抵抗があるので、結局食用として使うことは今のところ一回もありません。

 稲も含めて、植物を育てるって難しい。私は農薬を使っていることを知っていても美味しいということがわかりましたし、育てる大変さも知りましたので、残留農薬は気にしていません。
 
 畝山さんは他にも「食品添加物は危険なもの?」というテーマでも執筆されています。

終わりに

 ということでオススメの本を紹介したのですが、この本が出版されたのは2016年でメタモル出版というところが発行していて、どうやらその出版社は倒産したらしまったようです。ですが、現在は星海社というところから改めて出版されていました。よかった笑。Amazon kindle unlimited の読み放題にも入っているそうです。メル●リにもありましたよ〜笑。
 これからもこんな感じで時々、本の紹介もして行こうと思います。

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