もくじ
はじめに
私には「7ヶ月の女の子のママ」のお友達がいます。彼女は九州に帰ってから働き始めた産婦人科の元同僚(管理栄養士)。5年くらいの付き合いになります、元飲み友(笑)今、彼女は結婚してK県に移住したので、なかなか会えません。私が9月に日帰りでK県に行った時は、彼女がお店の予約や車を運転して案内をしてくれました。そして今回は彼女がこちらに遊びにきたい、ということで、私のできる範囲で『おもてなし』をさせていただきました。
準備をしながら、乳児と旅する上で使えるサービスやお店を利用したので紹介したいのと、人見知りがありママ大好き7ヶ月女子と接していく上で気づいたことや関係の発展についても話していこうと思います。なお、この記事は友人の了承を得て確認の上書いています。

基本情報
Shinopue:35歳
執筆者本人。小児科勤務経験はあるが、ほぼ産科や新生児集中治療室での勤務だったため、子育て経験はない。自分の母親が孫の世話をしている様子は記憶にある。チャイルドシートの設置の仕方も知らない。母乳は出ない。F市近郊の1LDKに一人暮らし。乗用車所用あり。
Mee:28歳
K県在住、一人目子育て中のママ。10kgの子どもを背負って家事をするにはスレンダーな彼女。思ったら行動が早いタイプ。子どもの服を手作りする裁縫女子。「産後クライシス」中。
Lee:7ヶ月
7ヶ月の女子。家族の愛情を貰いすぎて現在体重が1歳6ヶ月児相当。離乳食は中期〜後期。よく食べるし、よく飲む(母乳を)。食欲がありすぎて、バーモン●カレーの紙箱を食べてしまいママを焦らせたが、翌日そのままうん●から出てきたという伝説を残す。

おもてなし準備編
11月上旬、Meeさんからこちらに遊びにきたいと連絡ありました。調整の結果、11月下旬に遊びに来ることが決定しました。その際、Leeちゃんを連れてくるか確認したところ、「いいですか。」と反応あり。離乳食が始まっているとはいえ、授乳中であるので想定はしていた反応でした。
彼女は車を所有しており、自車にチャイルドシートを設置しています。K県(中心地)からF市近郊までは1時間。彼女が車で来ると、必然的に運転手は彼女となってしまいます。前回の日帰り旅行では黄昏時にLeeちゃんが大泣きしてしまい、新幹線とお店の予約が迫っていて、保険の関係から運転を変わることができず、焦ってしまうことがありました。
なので、私が運転手ならば都合は良いだろう、と考えました。また、後で聞いたのですが、彼女は自宅から実家に帰る際、実家の家族が迎えに来てもらっており、長距離運転に慣れていないようでした。
ただし、私はチャイルドシートを持っていません。民間にチャイルドシートのレンタルサービスがあるのは知っていますが、もしかしたら兄夫婦が持っているかもしれないので、兄に連絡してみました。
すると、兄からの返答は、「引越しの際に、交通安全協会に寄付してきた。」でした。なので、民間のレンタルサービスを利用しようと考えていましたが、兄より「交通安全協会で借りれるよ。」ということを教えてもらいました。
交通安全協会によるチャイルドシートの貸出制度
チャイルドシートの不使用は道路交通法違反になりますが、違反になることが問題なのではありません。チャイルドシートの使用者の致死率は適正使用者の約13.4倍というデータ1)から、子どもを守るためにチャイルドシートは必要なのです。
ですが、経済的な理由や購入時期の都合でチャイルドシートがない家庭もあります。そのため、交通安全協会では交通道徳、交通安全意識向上のため、交通安全教会員向けにチャイルドシートの貸し出しを行っています。
兄は公務員で数年前まで離島勤務をしていました。離島であるため、船もしくは飛行機でしか交通手段はありません。そのため、子ども家族が帰ってくる時、祖父祖母は交通安全協会にチャイルドシートを借りにきていたそうなのです。
私が住む地域を管轄するK地区でも交通安全協会によるチャイルドシート無料貸し出しがありました。
条件は
地区に住む交通安全協会の会員であること、
予約は1週間前からで電話で在庫があるか確認すること、
1度借りたら1年以上は借りれないこと、
使用料は無料だが、メンテナンス料800円かかるなどでした。
*地区により条件や利用方法は違いますので、利用する際は必ず確認してください。
予約の連絡をしたところ、現在は1台もないが利用日には借りられることができました。なお、Leeちゃんは体格が良いので、4歳まで使えるオールマイティーシートであるか確認したところ、オールマイティーシートでしたので助かりました。協会ではオールマイティーシート以外にも、適応年齢が新生児〜9ヶ月までのベビーシート、1〜3歳のチャイルドシート、6歳未満の幼児向けのジュニアシートが借りれる様です。
この貸し出し制度、先ほどの経済的理由というところから長期で借りる(1日借りても、半年借りても無料)人が多く、返って来ていることが珍しいくらいと協会の人が仰っていたので、ラッキーでした。

乳児がいても利用しやすい施設を探す
MeeちゃんとLeeちゃんは我が家に泊まりました。Leeちゃんはハイハイしたりつかまり立ちをしていますので、ベッドで寝るよりもフローリングに布団を敷いて寝た方が安全です。そして我が家一人で過ごすにはなかなか広さで、かつ、お客用のお布団はあり。後はなんでも口にいれるので、口に入れそうなものを片付けしまいました。掃除はルンバとクイックルウェットシート使ったくらいです。
ですが、我が家のお風呂はそんなに広くありませんし、赤ちゃんが使うなら綺麗にしないと!とこだわりが出てしまいますので、そこまですると私も疲れます。なので「お風呂は外がいい!」と考えました。
実は以前、我が家から車で行けることころにブッフェが美味しくて家族風呂がある入浴施設を友人親子と利用したことがあったのです。その時、ブッフェの店員さんが子どもさん対応に慣れてらしたので夕食もそこで食べた方がいいだろうと考え、利用しようとMeeさんに提案しました。家族風呂は景色の良い部屋の予約が取れました。その際にそのブッフェは予約ができないのですが、ブッフェが離乳食の持ち込みが可能であるかか確認したところ、O Kということでした。なお、MeeさんにLeeさんの離乳食状況の進み尋ねたところ、順調ということでしたので、離乳食中期であると考えます。

計画は詰め込まない
今の時期は、紅葉の季節で紅葉の名所でライトアップがあっており、ライトアップに行くこと、ブッフェ・家族風呂の利用は決まりました。
ですが、旅行が楽しみなMeeさん、「りんご狩りに行きたい」とA市へ行きたいと要望がありました。A市までは私の家から高速で30分、往復1時間です。A市は数年前の水害があり、道が整備中のところもあります。A市に行ってリンゴ狩りして帰ってくるだけなら問題ないのですが、そのあとにライトアップ・ブッフェ・お風呂と詰め込んでいたので、間に合わなくて迷惑をかけてしまう可能性もあるので、それは無理がある、ということを伝えました。
前回の日帰り旅行では、阿蘇の外輪山にでっかい三角形を作る様な離れた観光地を巡ったのですが、案の定移動に時間がかかり、ナビが地震で崩れた道を案内するなどで時間ロスも発生し、Leeちゃんの大泣き、夕方の渋滞も重なった結果、予約のお店は30分遅刻、最後はゆっくり話せずにご飯を食べて慌てて帰りました。
「おもてなしする」からといって、なんでも要望に応えるのではなく、可能かどうか判断し、時には提案を断るもしくは、別案(今回の場合、1日目ではなく2日目にする)なども必要だと考えました。
結局、1日目はMeeさんの元職場に行った後に、D市にある有名な天満宮及び、山の麓にある紅葉の名所でもある神社に行った後に、入浴施設に行くことになりました。
次回は
次回は当日実践編になります。準備は功を奏したのか。当日に起きたことなどをお話ししていきます。
<引用>
1)https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/childseat.html
(閲覧日:2019年11月27日)
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